
特集記事
地元の人が通い続ける理由は旨味と人情⁉川崎駅周辺で出会える“KAWASAKIソウルフード”
2026年02月16日更新

川崎が誇る二つの炎 力みなぎる「辛さ」のタンタンメン ×旨味広がる「香ばしい」牛タン
川崎のソウルフードといえば必ず名前があがるニュータンタンメン。働く人々にスタミナをつけてもらうため誕生し、今では全国へと広がりをみせている。その中でも「元祖ニュータンタン酒場 川崎東口」は、餃子やモツ煮などのツマミも楽しめる酒場業態で幅広い層に支持されている。
ニュータンタンメンは、火であぶることで風味が増す唐辛子の辛味とニンニクのパンチを溶き卵でまろやかにし、モチモチの中太麺と絡まることでスープまで飲み干してしまう旨さ。常連になると「ひき肉ダブル」や「ほうれん草」といったトッピングで自分好みにカスタマイズするのだとか。多様な人々に寄り添い親しまれ続けてきたニュータンタンメンは、これからも多くの人の心と胃袋を満たし続けるのだろう。

地元に愛される店として外せないのが、1977年創業の牛タン専門店「炭火焼 八たん」だ。6日間かけて仕込み、熟成させることで肉の旨味を最大限引き出す牛タンは、特上&上タンしか提供しないこだわりよう。炭火で焼く牛タンの香ばしい香りが広がる店内は、2025年に移転オープンしたばかり。
上品でシンプルな造りの店内は、肉厚なのに柔らかく、噛むほど肉の旨味が口に広がる牛タンをゆっくり、しっかり味わうにはちょうどいい空間だ。手際よく牛タンを焼きつつも小気味よく会話をしてくれる女将への信頼感と親近感も相まって、まさに至福のひととき。
変わらない味と、変わらずに迎え入れてくれる笑顔。それが川崎駅周辺の変わらない、おいしい“ 味” なのかもしれない。

